◆こんな一般参加者は。。。!
『列が進んだのに気づかない』(待機列)
一般参加者の方が開場についたら、まずは待機列へ。
イベントが始まってから到着した場合はそのまま入れる場合が多いですが、開場前や混雑している時は待機列ができています。
基本的にイベント主催者の案内に従いましょう。
サークル参加者向けの列と、一般参加者向けの列があります。
イベントによってはコスプレイヤーさんが使う更衣室の列が分かれていることもあります。
自分がどの列に並べばいいのかよくみて並びましょう。
スタッフの指示に従い綺麗に並びましょう。
スムーズな列移動のため、周りの様子や前の人の動きをよく見ましょう。
列が動いたのに気づかずスマホをいじったりゲームをしたりして、流れを止めないようにご注意を。
『突然立ち止まって会場図を開く』(入場)
大抵のイベントは10時から11時ごろに開場です。
イベントが始まると列が一気に動きます。
焦らずに順番を守って、スタッフの指示をよく聞いて入場しましょう。
すぐに欲しい本があっても走ってはダメ。
走るとすぐスタッフに声をかけられます。
皆さんはお目当てのサークルさんに向かって一直線です。
突然立ち止まると後ろから来た人とぶつかって危ないので、会場図やスマホを見る時は人の流れを避けて立ち止まって見ましょう。
歩きながら見るのも危険です。
最初にまわりたいサークルのいくつかは、スペースNoを暗記しておきましょう。
★サークル参加者さんができること
サークル主さんがポスターや机にスペースNoを掲示してくださっていると一般参加者さんはすごく助かるのではないかと思います。
隣同士になっているサークルさんたちがNoを掲示していると、どっちに進めば番号が若いのかなどがすぐわかります。
『後ろに列ができてるのに話し込む』(混雑時)
会場直後は人が多く、流れも速いです。
安全に気を付けてスペースをまわりましょう。
みなさんがお目当てのものを一通り買い終わるまではザワザワしています。
特に、壁サークルさん、お誕生日席サークルさん、そのほか人気サークルさんなどは混雑します。
サークル主さんもバタバタしていることが多く、島中に列ができることも。
お目当てのサークルさんを前にテンションが上がるのはわかりますが、後ろに列ができているのに話し込むなどはしないようにしましょう。
まずは本を買って、あとで落ち着いたころにお話しにいくのがおすすめです。
よく、サークル主さんとお話したいばっかりに、列がなくなるまで横にちょっとズレて待つ方がいますが、スペースの横幅は狭いです。
隣のスペースにはみ出してしまったり、サークル主さんに気を遣わせたりするのでいったん離れるか並びなおすほうが無難でしょう。
『サークル前で友人同士で話される』(主にまったり時)
午後になると、ひととおり買い物をし終わった方たちが休憩したり、会場から出て行ったりして人の流れが落ち着きます。
このタイミングであいさつ回りをするサークル主さんも多いかと思います。
一般参加者さんにとっても、人の流れを気にせずゆっくりスペースを回るチャンスです。
だからといって、用のないサークルさんの目の前で長時間話し込まないようにしましょう。
サークル主さんにとっては、こちらに用があるのか無いのか分かりませんし、他にスペースを見たい一般参加者さんがいた場合に通行を妨げてしまいます。
また、せっかく作ったPOPやポスターが通りから見えなくなってしまう位置に立たれてしまうと作品を見てもらえるチャンスを逃してしまいます。
用のない場所でスペース前で立ち止まるのはやめましょう。
◆イベント行ったらこれやりたい!
一般参加者さんにとっては、イベントで同人誌を求め、購入し、読むことが同人活動です。
また、憧れのサークル主さん、いつもSNSでお話するフォロワーさんに会うという楽しみもあります。
ここでは「イベント行ったらこれやりたい!」「これ叶うかな?」と考えている方向けに、やりたいこと別の留意点をまとめてみました。
あの人の本が欲しい!
イベントが始まったら、焦らず走らず、お目当てのサークルさんのところへ行って「新刊ください」またはお目当ての本を指さして「これください」と言えばOK!
誰かのおつかいで自信がない場合は、メモを見せても良いと思います。
挨拶をしなくてはいけないのか、なにか言わなければならないのかと不安な方もいるかもしれませんが、基本的に本を買うだけならふつうにお店で買い物するのとあまり変わらないかなと思います。
あいさつしたい!
本を買うだけでなく、あいさつや声かけをしたい!と思ったら勇気を出して声をかけてみましょう。
午後のまったりした時間がおすすめです。後ろに列ができている場合は手短にすませましょう。
声をかけた時の相手の反応を見て、もう少し話せそうかどうかは判断するといいかも?
差し入れしたい!
サークル主さんや当日お会いした方に、お菓子などの差し入れを渡したいと考える方は多いと思います。
相手に負担にならない、心のこもったものをお渡しすると良いと思います。
大きいもの、値段の高いものは相手の負担になるおそれがあります。
関係ができていない相手に渡すのは避けましょう。
お話したい!
憧れのサークル主さんと、推しカプについて語り合いたい!
あの人の作品の感想を直接伝えたい!
そんな想いを抱えている方、たくさんいると思います。
こればかりは、相手と自分の立場に関係なく「気が合うかどうか」や「相手との距離感が合うかどうか」が深くかかわってくるので、一概に「こうするのが正解!」というのは無いです。
後ろに列ができていないかに気を付けることと、長時間話し込まないようにすることは共通して気を付けると良いと思います。
Twitterで繋がりたい!
サークル主さんに挨拶して、あわよくばTwitterで相互になりたい。
そんな目標がある方もいるかもしれません。
好きな人とお話したいと思うこと、憧れの人と繋がれたら嬉しいと思うことは普通のことです。
しかし、相手にとってあなたは初対面かもしれませんし、もし片思いフォローをしていたとしても気づいていないかもしれません。
また、Twitterの使い方やSNSとの向き合い方はひとそれぞれです。
いきなり「相互フォローになりませんか?」と声をかけるのは危険かもしれません。
「フォローもリムーブもいつでもご自由に!通知切ってるし気づいてません!」という方もいれば「誰か分からない人からのフォローは怖い」と考える方もいるのでこれはほんとうに正解がないです。
「実はフォローさせてもらってて」とか「いいねとかRTとかしまくってて通知いってたらすみません」とか言ってみてフォローしていることをアピールしてみるといいかも。
もしあなたに興味があれば「お名前伺っても?」と聞いてくれるかもしれません。
差し入れにアカウント名をかいて、フォローするかどうかは相手に任せるのもいいかも。
こちらからフォローするのは自由です。
相手からのフォローバックは過度に期待せず、相手に任せるのが無難かも。
★サークル主同士でもよくある駆け引き
私の場合、イベントで直接お話してみて「この人ともっと話したい」と思ったら帰宅後フォローして挨拶することがあります。
帰りの新幹線とかでお疲れ様ツイートをすることが多いので、そのタイミングでフォローしたいなあと思った人はフォローします。
また、現地で他のサークル主さんから「フォローするタイミング見失ってて~、今更なんですけどフォローしてもいいですか?」みたいに聞かれることもあります。
対面で話してみてからフォローするかどうか決めている方も結構いるっぽいです。
アフターに誘いたい!
初対面でアフターに誘うのはまず難しいです。
諦めろとまでは言いませんが、かなり慎重になったほうがいいです。
SNSで仲良くなっている場合はイベント前にあらかじめアフターの約束があるのが普通で、普段からよくアフターするタイプのサークル主さんなら、すでに予定がある場合が多いです。
当日フリーなことはまずないです。
なので、当日いきなり誘ってうまくいくパターンはあまり無いかも……。
とはいえこれも人によるので、一期一会を大切にしていて「とにかく色んな人と交流をしてみる!」「私は初対面でもご飯までならOK」というスタンスの方ならOKしてくれるかも?
ですがそれも稀だと思います。
◆いつかのために、イベント後の挨拶をまめにしよう
初めての一般参加なら、欲張らずに挨拶だけ、差し入れだけで帰るほうが無難な場合がほとんどだと思います。
ですが、何度か顔を合わせているうちに打ち解けたり、一般参加者さん同士でのお茶に誘われたりと、色んなチャンスが巡ってくるかもしれません。
その時がダメでも、帰り道や帰宅後にSNSで挨拶や報告を呟くなどして、交流を積み重ねていきましょう。